最近読んでいた本・其の壱

ずっと更新していなかったので、面白かったものをお詫びも込めて報告。ほとんどは卒論用です。

政治神学

政治神学

政治的なものの概念

政治的なものの概念

シュミットはかなり面白かった。
両方とも英米系の「自由主義国家」の理論を敵役としているのだけど、的確な批判だと思う。とくに、『政治神学』は、英米系の学者は超越的なもの(つまりシュミットの言葉だと「主権」)を忌避しながらも憧れを抱いている、という指摘。『政治的なものの概念』は、友・敵の論理が、自由主義国家では競争に紛れてしまい、敵の同定ができない、という指摘。特に後者は、ボードリヤールなどの消費社会論にもつながる重要な指摘だと思う。現在、『政治的ロマン主義』を読んでます。